ロリィタファッションとアクセサリー(クラロリ含む)

クラロリに限らず、ロリィタファッションは装飾性が高いので、アクセサリーはないほうがすっきりするという人もいれば、だからこそアクセサリーもしなければバランスが悪いと思う人もいます。
好みにもよりますが、お洋服に合わせて、コーデを楽しむのが一番いいのではないでしょうか。

バックカチューシャ・ヘッドティカ・ラリエット

クリップやコームなどでネックレスのようなパール・チェーンを髪につけるものです。
バックカチューシャ、ヘッドティカ、ラリエットなどの名前で呼ばれています。
ダウンスタイルにはもちろん、アップにしたヘアスタイルのアクセントにしてもいいし、後ろではなく前髪のほうへ垂らして、上からヘッドドレスやカチューシャを合わせることもできます。
普段から使っているヘッドドレスやカチューシャの雰囲気ががらりと変わるので、ひとつ持っておくと重宝します。

最初からカチューシャなどに付属していたり、取り外しのできるようになっている物もあります。

チョーカー・ネックレス

胸元が開いているデザインは比較的少ないのがロリィタファッションですが、なくはありません。
前で交差させて後ろで結ぶことのできるクロスリボンがついていることもありますが、何もないと首回りが淋しくなりますね。
そうしたとき、チョーカーやネックレスをつけると違います。

必ずしも胸元が開いたデザインでなくても、スタンドカラーはもちろん、丸襟のブラウスの下に合わせても可愛い
パールやリボン、王冠などのモチーフは着回し力が高いです。

クラロリなら鍵や時計モチーフ、ロザリオ風ネックレスなどもおすすめ。

立ち襟のブラウスにはジャボタイやリボンが付属していることが多いですが、外してチョーカーにかえてみたら、新鮮なコーデを楽しめます。

シリーズものだと同時発売されることもあります。
ALICE and the PIRATESの「花葬 オフィーリアブーケシリーズ」では、毒薬入りをイメージした「オフィーリアの毒瓶ネックレス」が発売されました。
一見するとわからなくても、知っていると意味深なコーデってすてきですよね
実際にはオフィーリアは毒ではなく、水死しています。シリーズにこだわらず、ジュリエットと名のつくワンピースや、自分の中でジュリエットをイメージしてコーディネイトしたときに組み合わせるのもいいですね。花柄のワンピースをメインにして、「美しい花は毒を持つ」というコーデにするのも夢が広がります。

甘ロリ、クラロリ、ゴスロリ、どのジャンルでも、大ぶりなネックレスが意外と合います。
逆に、細いチェーンに小さなペンダントトップが一つきりのような小ぶりなものは、お洋服とのバランスがとりにくいかもしれません。
長さの違うネックレスを重ねてつけるのもありです。

リング

指輪は細みのデザインから大きなモチーフのものまで、幅広くコーデできます
存在感あふれる指輪なら、ひとつにしたほうがすっきりまとまるでしょう。
大きめの指輪をメインに決めて、細みのものを複数、組み合わせるのもいいです。

苦手な人は特にする必要はないですが、ピンキー(小指専用のリング)だけでもしてみると意外にしっくりくるかもしれません。
チョーカー・ネックレスと同じく、シリーズもので展開されることが多いです。

ブレスレット

一般のレディースファッションで売っているような、ビーズやチェーンのものもありですが、ネックレスとそろえたデザインであったり、同じシリーズであったりするほうが収まりがいいです。
半袖のときはお袖留めをすることが多いので、あまり使う機会はないかもしれません。逆に、お袖留めが苦手な方は、手首に何もないと淋しいので、積極的にブレスレットもコーデに取り入れるのをおすすめします。

お花のコサージュをリボンで巻いてとめるようなタイプもあります。
リボンはサイズ調節が簡単なのでもちろんのこと、鎖で調節できるブレスレットも、長袖の上からつけるコーデもいいですよ。

アンクレット

ブレスレットほど主流ではないですが、足首にまで気を配れたら理想的ですね。
クラロリで無地のタイツなどなら、細身の金属を巻くのもアクセントになります。
甘ロリなら、お袖留め(または似たデザインのもの)を足首に装着するのも華やかさが増します。ただ、ゴムが伸びるので、手首用とは使い分けるほうがいいです。
リボンで巻くタイプなら、手首のものでも、足首に応用することができます。

ヘアピン

クラロリでは少ないですが、BABYやPrettyなどでは多く発売されます。
ネックレスやブレスレットなどとシリーズでそろえるのがおすすめです。
ヘッドドレスやボンネットなど、ロリィタファッションは大きめの頭物をつけるので、けっこう使いたくても取り入れにくいアイテムだったりします。
装飾性の少ないヘッドドレスと組み合わせたり、ヘアクリップ・バレッタ・バックカチューシャなどを後ろにつけていて、正面から見たとき髪に何もないようならヘアピンをつけてみたりするといいです。

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ピアス・イヤリング

甘ロリ・クラロリではピアスをしている人は比較的少ないですが、イヤリングなら気軽にできますね。
髪をアップにしているときはもちろん、ダウンスタイルでも、髪の隙間からちらりと揺れているとすてきです。
イヤリングの中にも、オーソドックスなネジ式、クリップのように挟むタイプ(イヤーカフ)、金属アレルギー対策のものなど、種類が色々あります。
好きなデザインだけど挟むタイプは嫌だな、というような場合、金具だけ自分でネジ式のものに取り換えるといいですよ。
アクセサリーの金具は、手芸屋さんで買い求めることができます。百円均一ショップにも売っていますが、耐久性にはあまり期待しないほうがいいでしょう。
デザインとしては、シンプルなものから、シリーズでそろえた大きめなものまで、幅広くコーデできます。ギャルっぽいものは避けましょう。

左右で異なるイヤリング・ピアスをするのもお洒落です。
アリス風のお洋服にしたなら、片耳に「Drink me」小瓶、もう片方の耳には「Eat me」クッキーなんていかがでしょう。元々アシンメトリーで売られているセットにこだわらず、別々に買ったものを組み合わせるのも楽しみが増します。

耳たぶを挟んだりするのが痛くて苦手な方には、耳にひっかけるだけのイヤーフックがおすすめです。
右耳用と左耳用があるので、買うときは気を付けてくださいね。

ブローチ・ロゼット

リボンタイやジャボタイの代わりに、襟元、丸襟の縁に、ジャンスカの肩紐に、ウエストや裾などお洋服の切り替え部分に、ヘッドドレスやハットに、布製のお鞄にと、多種多様な使い方のできるブローチ。

ブローチに限らず、ブローチピンのついている2wayクリップも同じように使えます。
特にロゼットはロリィタさんに人気のアイテムです。
甘ロリではもちろん、メイデンでもクラシカルなロゼットが展開されましたし、クラロリにも似合います。

懐中時計

ロリィタファッションは実用性を求めないので、普通の腕時計は合いません。
どうしても腕時計が必要な場合、ブレスレットのようなブレスウォッチか、できれば懐中時計を持っておきたいもの。
お鞄の中に入れておいても、ネックレスのように首からさげてもいいですし、ネックレスと重ねづけするのもありです。

バッグチャーム

全身のコーディネイトが決まったら、今度はお鞄にも注目しましょう。
そのままでも可愛いけれど、お洋服に合わせたバッグチャームをつければ、いつもと違う気分を楽しめます。

スマホケース・イヤホンジャック

スマホケースやカバーも可愛いものにすればテンションアップです。
ストラップやイヤホンジャック・スマホピアスは、既製品はもちろん、ネックレストップなどを応用することができます。

耳・しっぽ

特にハロウィンの季節に、たくさん発売される猫やウサギのお耳やしっぽ。
クリップタイプ、カチューシャタイプもあれば、ワイヤー入りでしっぽの形をつくれちゃう本格的なものまで。
クラロリでは、ハロウィン当日以外のコーデに取り入れるのは難易度が高いですね。

まとめ

アクセサリー類も、トータルコーデに活躍してくれる重要なアイテムです。
この記事でもいくつか紹介したように、柔軟な発想で、本来とは違う使い方でもどんどん取り入れると楽しいですよ。
ただ、ロリィタファッションは繊細なレースをたくさん使っているので、アクセサリーでの引っかけには充分に注意しましょう。
また、今は金属アレルギー対策のアクセサリーもたくさん出ています。
自分で金具をつけかえれば、可能性は無限大に広がります。

フェイクスイーツなど、人気急上昇中のハンドメイド作品も大注目。
レジンや布花、スチームパンクモチーフのアクセサリー等も、ケラショップやアトリエピエロなどでお取り扱いされています。

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投稿者: 冬花

クラロリ愛好者

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