理想のクラロリが見つからない? 様々なブランド①シンプル・ゴシック系

運命の一着を求めて

「クラロリの系統が好きではあるんだけど、Victorian maidenもInnocent Worldも、何かが違う気がする…」
そんな方もいると思います。
もちろん、メイデンからもイノワからも新作が出て、これからクリティカルヒットするかもしれないのでチェックはしておくのがおすすめです。

今回はクラロリに限らず、またロリィタブランドにこだわらず、様々なお洋服を提案していきます。
大切なのはクラシカルロリィタであるか否かではなく、運命の一着に出会えることですからね(o´∀`o)

シンプルなお洋服を

イノワからもメイデンからも、ロリィタ要素や甘さの少ないお洋服は展開されます。
が、それでも甘さが多すぎるとお悩みの方へ。

EXCENTRIQUE(エクサントリーク)
※2018年1月14日をもって新宿店・公式オンラインショップ閉店、ブランド解散が決定。(17’12/16 追記)
クラロリブランドとしていいのか迷うくらい、ロリィタ要素の少ない、クラシカルなブランドです。
上質でシックな、物語を閉じ込めたようなお洋服を展開しています。
新宿マルイアネックスに直営店が入っていて、公式オンラインショップもあります。
古き良き時代を思わせる、余計な装飾をそぎ落としてこそ残る洗練された雰囲気があります。
無地も柄物もあり、ロリィタ系の中ではかなり、すとんとしたシルエットですが、切り替えのあるドレスもあります。パニエだけでなく、アンダースカートのナチュラルなボリュームも出したくない方にもいいかもしれません。
英国女学生風のものから、英国貴族の幼いご令嬢が花畑をかけ回っているような、ヴィクトリア時代の少女ようなお洋服まで。
たとえば、お色も落ち着いていて上品な「Breakfastワンピース」はいかがでしょうか?

abilletage(アビエタージュ)
コルセットをメインとするブランドですが、コルセットをしなくても着られそうな、クラシカルなお洋服があります
タイツのインパクトは強いですが、スカートのプリントやブラウスなど、上品で落ち着いた印象です。
コルセットのイメージが強すぎてお洋服に目を向けていなかった、ということもあると思うので、ぜひ一度見てみてください。
「バタフライスカート」はシックで美しく、すてきですね。

Jane Marple(ジェーンマープル)
ロリィタブランドではありませんが、同じフロア・ビルに入っていたりして、ロリィタさんから愛されるブランドです。
はっきりとした柄物から、シンプルな無地のものまで、きっぱりとした潔さのようなものを感じます。
装飾性が少ないにも関わらず、一般のレディースブランドとはあきらかに異なる、少女の頃から憧れた、洗練された乙女の気配に、こちらの姿勢も伸びるような気がします。
頭物など、他にはないすてきなアクセサリーも魅力です。

NO.S PROJECT(ノスプロジェクト)
ここもロリィタから離れますが、「二次元と運命が交差する」シリーズ、「乙女のための乗馬風」シリーズはクラシカルなお嬢様・貴婦人の印象が強く、ロリィタが好きでない人からも受け入れられそうな上品さがあります。
レースジャボタイ、ベルベットリボン、ループタイなどの小物もすてきです。
皇子系ではなく、クラシカルなパンツスタイルを探しているなら「乙女のための乗馬風」シリーズは一見の価値ありです。
クラロリさんでも、クラロリをしない日の装いにもいいかもしれません。

もっと大胆な印象を

クラロリが好きだけれど、もっと大胆な、ぱっと目を引くような柄物・ドレスをお探しの方へ。

Juliette et Justine(ジュリエットエジュスティーヌ)
まさに絵画のようなプリントが特徴的です。
「ペイサージュ 2017」など、額縁に飾られた風景画のよう。
無地のものも、メイデンともイノワとも異なる、大味な印象が強いです。
「アンティークドール 2016」なんて、ロマンティックですが、大人の大胆さを感じます。
現在は受注生産という点に注意が必要です。条件によっては無料でお願いできる、「お直しサービス」が大変ありがたいですね。
ワンピースもジャンパースカートも「Robe」のカテゴリーでまとめられています。
丈感は長めで、150cm、160cm、170cmそれぞれの身長での着用イメージがあります。

Triple fortune(トリプルフォーチュン)
クラロリからは離れますが、「もっと大胆なものを」と求めている方には、もしかしたら「これだ!」という一着があるかもしれません。
元々ロリィタブランドのジャンル分けというのは消費者側がしているもので、ブランド側がコンセプトとは別に「うちは○○ロリです」と主張するものではありませんが、とりわけ良い意味でそういった枠組みにとらわれないのがトリプルフォーチュンではないでしょうか。
お洋服というより作品という印象の、独自のプリントが特徴的です。
「リラ」「ヴィクトリアンヴァイオレット」「天空宝石」などのシリーズをぜひ見てみてください。
ワンピース・ジャンスカ・スカートだけでなく、タイツも展開されています。
ケラショップで多くお取り扱いがあります。
光沢感のある素材がほとんどです。その生地が好きでない場合は、おすすめしません。

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少しゴシック寄り

クラロリが好きなんだけど少しゴシック要素が欲しい、ゴスロリとクラロリの狭間で揺れている方へ。

Enchantlic Enchantilly(アンシャンテリックアンシャンテリー)
すべてではありませんが、ゴシックかつクラシカルな印象のお洋服があります。
最新の「The Castle of Otranto 夜の終わりワンピース」はまさに、冬枯れ、忘れられ時間に置き去りにされたような古城が幻想的ですね。
「雪の白鳥物語」や「いばら姫」のシリーズもぜひ一度ご覧ください。
「いばら姫のロングスカート」など、特に黒と青薔薇、紅薔薇の配色が美しいです。
セレクトショップへたくさんおろしているので、公式オンラインショップで在庫がなくても、お取り扱い店を見てみるといいかもしれません。

MIHO MATSUDA(ミホマツダ)
非常にエレガントな、気品あるゴスロリです。
特にゴスロリ派でなくても、クラシカル好きなら惹かれるお洋服があるのではないでしょうか。
黒、白、ボルドーが中心ではありますが、お色のある柄物やチェックもあります。
ノスプロに比べると皇子系寄りになりますが、パンツスタイルもすてきです。特にチェックの「パンツ・ルゴー」はぜひ上着とセットアップで着てみたいですね。
池袋店、ラフォーレ原宿店、心斎橋店が直営店で、ケラショップでもお取り扱いがあります。

sheglit(シェグリット)
やはりエレガントでクラシカルなゴスロリが魅力的なブランドです。
シンプルが好きな方にも、「Caterina パフワンピース」などおすすめが多いです。
なんといっても黒と白でレースの模様がはっきりと映る重ね着が美しく、チュールやレースのスカートに、フリルコルセットやヴェールコルセットを合わせたスタイルがすてきです。

ATELIER PIERROT(アトリエピエロ)
基本的にはゴスロリですが、特に最近のロングドレスやシフォン地ワンピースなど、クラシカルな印象のお洋服が増えています。
最新の「プティロココドレス」は甘さも少し加わっています。
セレクト品も豊富なので、アクセサリーなどの小物で運命の出会いがあるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
お好みのお洋服には出会えたでしょうか?
他のブランドを見ることで、逆に、「やっぱりメイデンやイノワのほうが好きだ」と気持ちが固まることもありますよ。

続きます。
理想のクラロリが見つからない? 様々なブランド②

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投稿者: 冬花

クラロリ愛好者

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