クラロリ・ロリィタファッション初心者が注意すること(実生活編)

ロリィタ初心者さんがおさえておきたい5つのことは、予備知識編みたいな感じなので先に目を通してくださいね。
ここでは実際にロリィタファッションを着て生活すると大変なことをまとめました。

初心者さん向けの記事が増えたので、いずれ総括編を上げたいと思ってますが、すごく長くなり…

かさばる・収納が大変

雑誌やホームページで見ているのと、実際に買った後では、ほんとうにこの実感は違います。
「わかってたつもりなんだけど」ってなります。
1枚ずつ増えていくごとにクローゼットが悲鳴を上げます。
ワンピースやジャンパースカートがもちろんのこと、けっこうかさばって邪魔になるのがパニエです。
クラロリやゴスロリなら1枚あれば充分ですが、甘ロリだと3枚重ねるのも普通なので、かなり収納力が試されます。無理くりに入れて潰れてボリュームダウンしちゃうのも嫌ですしね。

ヘッドドレスも意外と、造花がついていると潰せないので場所をとります。
買う前はあまり考えていなくて、後でかなり困るのがハット類ですね。
形が崩れるのは嫌なので段ボールに入れたままだったり、箱がないと一番上に入れないといけなかったり…今年、とても欲しい麦わら帽子があったんですが、お値段とかよりも「しまう場所がない」のほうが重大で諦めました。

適当にしまうと変なところに皺ができたり、形が変になったり、つぶれたりしてしまうので、整理整頓はきちんとしましょう。

重い

これも実物を手にしないと案外わからないものです。
装飾が多い甘ロリはともかく、クラロリはそうでもないんじゃないかと思うかもしれませんが、ティアードでたっぷり生地を使っているのでクラシカルロリィタも一般レディースファッションに比べればかなり重いです。
ハンガーを手で持ったときの印象より、着てしまったほうがそこまで気にならない…のは、試着まで。
実際に一日ロリィタ服を着て過ごすと、そうとう肩がこります。
さらに長袖ワンピースの上に半袖ワンピースやジャンパースカートを重ねたり、冬場はカーディガンの上にコートを着たり、するとびっくりするくらい両肩が重いです。

こんなとき、だんだん猫背になったり姿勢が悪くなるのは避けたいもの。
最初はいきなり丸一日ロリィタ服を着るより、数時間から慣らしていったほうがいいかもしれません。

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夏の暑さが異常

夏は暑く冬は寒いのがロリィタファッション。
特に、真夏の暑さは尋常じゃありません。
年々最高気温が上がっていくので、35度を越える猛暑日にがっつりロリィタのワンピースにタイツにドロワースにアンダースカートって正気の沙汰じゃないなって自分でも思います。
熱中症になったら大変なので、無理はせず、涼しめなお洋服に、アンダーウェアの省略、素足にサンダルなどで乗り切りましょう。

夏ほどつらくはありませんが、セーターのような風を通さない上着がないので冬場はかなり冷えます。
実用性と機能性がないのがロリィタファッションとはいえ、体調を崩したら生活に差し支えますから、理想と現実の折り合いはほどほどにつけましょう。

スカートの巻き込みに注意

ジャンルに限らず、気を付けたいのが自転車です。
ロリィタを着てるときに自転車なんてありえないという考えの人もいるでしょうが、実際に生きていく上では自転車しか手段のない人もいます。
ただ、ロリィタ服のスカート部分はかなり広がるため、自転車に巻き込む危険性が高いです。
実例として、ロリィタファッションで自転車に乗っていた人が、タイヤにスカートが巻き込まれて止まってしまい、前にも後ろにも行けない、にっちもさっちもいかない状態になっているのを目撃した知人がいます…。
お洋服がダメになるのはもちろんのこと、急停止して転んだり、他の車や自転車にはねられる可能性も危ないですし、いったん巻き込んでしまうと自力ではとることができません。ほんとうにまったく動けなくなるようです。
ものすごく危ない上に、他人に迷惑をかける可能性も出てきます。
どうしても自転車でないといけない日はロリィタをあきらめるなどしましょう。

また、ロリィタでなくてもロングスカートは同じく巻き込みの危険性があります。
くれぐれも注意してください。

姫袖は汚れやすい

運動するときや、汚れるとわかっているときにロリィタ服を着ていく人はいないと思いますが、特に姫袖は気付かないうちに汚してしまいやすいです。
一番は食事のときですね。
少しまくる程度では、お皿についてしまって悲惨なことになります。
かといって、完全にまくり上げて脇でおさえるなんて、はしたないですよね。

お袖をまとめる本来の使い方で、お袖留めを活用しましょう。
食事どきのお袖は自分の視界に入ってこないので、「自分は大丈夫」と思っている人のほうが危険信号です。
常に指先まで神経を配りましょう。

毎月の恒例行事

初心者のうちは、普通にお化粧室へ行くだけでもけっこう大変です。
これが女性に毎月ある恒例の週間に重なってしまうと、想像以上に大変です。
ロリィタを始めてからそれなりに経ちますが、今でもこればかりは相当に注意しています。

黒ロリさんでないと、ドロワーズやパニエ、アンダースカートなどのアンダーウェアを白・生成り系でそろえていることが多いので、1~3日目は黒いブルマに変えるなど、用心しましょう。
わたしはお洋服を汚すほうが嫌ですが、ドロワーズやアンダースカートを省略するのはポリシーに反する場合、黒ロリさんでなくても黒いドロワーズを持っておくといいでしょう。
不規則であったり、不正が多い方も、黒だと安心です。

また、予定より早くても、近付いたら持ち歩くことも大切です。
このときお鞄に直接入れることは絶対にせず、専用のポーチを決めて入れておきましょう。

まとめ

ロリィタ初心者さんが初期にしやすいミスや、実生活で困ることをまとめてみました。
これは完全にわたしの経験則で、「わかってたはずなのに」となったことです。
もう始めている方も、これから始める方も、「自分は大丈夫」と思っている人ほど気を付けてみてくださいね。

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投稿者: 冬花

クラロリ愛好者

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