サーフェイセスペルなどクラシカルロリィタ必見の海外ロリィタブランド

クラロリブランドとして有名なのはVictorian maiden、Innocent World…
メイデンは本店のプレスルームが唯一の直営店ですが、イノワは直営店・取扱店が多いので、着ている方をお見かけすることも多いですよね。
「誰も着ていないようなクラシカルロリィタが欲しい」
「クラロリの幅を広げたい」
そんな方は海外ブランドを見てみてはいかがでしょう?

日本発祥のロリィタファッションですが、海外で誕生したロリィタブランドからの「逆輸入」のような現象が増えています。

クラシカルロリィタとは

そもそもクラシカルロリィタとは、ロリィタファッションの一種です。通称クラロリ
BABYに代表される王道の甘ロリに比べると、おリボンやフリルが控えめで落ち着いていて、アンティークドールのような少女らしい可愛さと、古きよき時代のお嬢様のような上品さがあります。

シナモンやボルドー、ブラウン系のお色が多いですが、ピンクもあります。
ただ、砂糖菓子のような甘ロリのピンクに比べると、少しスモーキーでくすんだお色味であったり、ごく淡いパステルカラーであったりします。

必ずしもパニエを仕込む必要はないので、ボリュームも控えめで、ヘッドドレスやパニエが苦手な方や、可愛いお洋服を着たいけれど甘ロリほどではないのをお探しの方におすすめのジャンルです。
ロリィタファッションの中では丈感が長めなので、ロング好きの方、年齢に不安を感じる方にも入りやすいでしょう。

Surfacespell(サーフェイセスペル)

クラロリ好きなら知らなきゃ損!
Surfacespellサーフェイセスペル)という中国のロリィタブランドをご存知ですか?

そもそもロリィタとは、日本で生まれたストリートファッションなので、海外ロリィタブランドの歴史は国内ブランドに比べると浅いです。
ところが、サーフェイセスペルは15年もの歴史を持つ老舗なんです!
それだけ長く愛されるお洋服だということですね。

ロリィタ、ヴィンテージ、クラシック、モードなどを愛好するサーフェイセスペル。
刺繍の美しさとこだわりがすばらしいので、刺繍が好きなクラロリさんは必見です。日本のブランドではあまりないですからね。
くるぶしまであるロング丈展開も特徴的です。
着丈が86cmという「ピンタックロングアンダースカート」をあわせれば、あらゆるワンピースを貴婦人のように着こなせます。
サイズはSからXLまでありますが、同じM表記でもバスト・ウエストが日本のブランドよりかなり大きめにつくられているので、購入の際は注意が必要です。

金糸と銀糸の刺繍が美しい、英国女学生のような雰囲気が魅力の「Unfinished」シリーズは、ネイビー、ボルドー、オリーブグリーンの三色があります。
どのお色もしっとりとした落ち着きがあり、クラロリ好みですよね。
長袖のセーラーワンピースの他、スカート、ケープの展開です。
モデルさんも着用の同シリーズのベレー帽はもちろん、ハーフボンネとの相性も良さそうです。

「Luminous Star エンパイアウエストロングワンピース」もサーフェイセスペルらしい美しいラインです。
着丈はSサイズで121cm。
重厚感のある花柄のジャガードに、カメオのアクセントがクラシカルな印象です。
ウエストのパールレースや裾近くの刺繍など、細部までこだわりの感じられるお洋服です。
ボルドーとグリーンの無地は、よりレースや刺繍使いが際立ちますね。

「ヒヤシンス」シリーズは夏の定番らしく、オーガンジーで形づくられたお花、お花の形を生かしたレースに、贅沢な刺繍が美しい一着です。
ボルドー、ブルーグレーのお色味も綺麗ですが、真っ白も清楚ですてきです。

ヴィクトリア朝の乙女を思わせる、バッスルスタイルにもできるロング丈のワンピースに、カントリーなエプロンをコーデするのもサーフェイセスペルらしい印象。
メイデンともイノワとも雰囲気の異なるお洋服をぜひ見てみてください。

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Écailles De Lune(エカイユドゥリュンヌ)

エカイユドゥリュンヌというブランド名は「月の橋」という意味を持つフランス語から。
「儚き生命と死の静寂」をコンセプトにしています。
中国のゴスロリブランドですが、一部クラシカルにも着られるお洋服があります。

「Colors Of The Seasons」の黒はゴシックな印象ですが、蒼薔薇の描かれた生成りのワンピースはカントリーな雰囲気でクラロリさんにぴったり。
立体的な薔薇のレースが縫い込まれているのもすてきです。
同じ生地でつくられたバブーシュカがセットになっていて、同シリーズのエプロンと合わせるのも可愛いですね。

R-SERIES(アールシリーズ)

やはり中国のブランドです。
本格的な民族衣装チャイナ服と融合し、深い青と白のコントラストが美しい「玄武」シリーズは、クラシカルな華ロリという印象です。
襟元のタッセル使いもすてきですね。
中華風のブラウスもあります。

「おうさまとうぐいす」ジャンパースカートの、黒系はゴシックな印象ですが、パステルカラーは甘めなクラロリとして着られそうです。
イノワくらいの甘さに感じます。
ワンピースはさらに甘くなりますね。

Dear Margaret(ディアマーガレット)

韓国のロリィタブランドBaroque(バロック)の姉妹ブランドで、甘ロリのバロックに比べるとディアマーガレットのほうがクラシカルです。
まだ予約・発売が始まっているお洋服は少ないですが、クラロリさんはぜひチェックしてみてください。
バロック自体がケラショップでお取り扱いがあるので(店舗による)、Dear Margaretも扱われるかもしれません。
少なくとも2017年のコートは、ケラ新宿店で購入できます。
ダブルのボタンとケープがクラシカルながら、ファーと光沢のあるおリボンが可愛い冬用のコートです。
※2018年3月23日(金)よりATELIER PIERROT(アトリエピエロ)にてBaroque、Dear Margaretともにお取り扱い開始(18′ 3/9追記)

通販で買うなら

国内ではワンダーウェルトフルールでお取り扱いがあります。(ワンダーウェルトは古着の買取販売で、新品はフルールなのでお間違いのないように)
海外ブランドは、レースや生地など、素材のひとつひとつが日本製と遜色ないかどうか、また、縫製がメイデンやイノワのようにしっかりしているかという不安はあります。
ワンダーウェルトフルールは通販ですが、理想をいえば国内取扱店で実物を見てから買いたいですね。
ただ、国内ブランドではお気に入りが見つからない方や、いつもとは違う雰囲気のお洋服をお探しの方、誰も着ているのを見かけないようなものをお求めの方には、ひとつの選択肢だと思います。

王道のクラロリブランド「Victorian maiden」
甘めの可愛いクラロリ「Innocent World」
クラシカルロリィタのブランドいろいろ

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投稿者: 冬花

クラロリ愛好者

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