お色別ロリィタファッションのコーディネイト例(クラロリ・甘ロリ)

初心者さんにとって一番難しいのは、やはり具体的なコーディネイト
始めたばかりじゃなくても、お洋服によってはコーデがなかなかまとまらないものもあります。

ここでは参考までに、メインのワンピース・ジャンパースカートのお色から、どんなお色の頭物・ソックス・お靴・お鞄などを選ぶか、例を挙げてみました。

一色でまとめない

白ロリさんや黒ロリさんのように、一色にしぼることを重要視しているわけじゃないなら、一色でフルコーデをするのは避けたほうがいいです。
ぜんぶがぜんぶ同じお色だと、ぱっと見の印象がくすんだ感じになるというか、遊びの幅がなさ過ぎるというか…
二ヶ所くらい差し色を入れるだけで印象がぜんぜん違います。

サックス、アリスブルー

ロリィタファッションでは「水色」という言い方をほぼしません。「サックス」または「アリスブルー」というお色の名称がほとんどです。
さて、メインのワンピまたはジャンスカがサックスの場合。

アリスのイメージでまとめるのが一番王道です。
ショコラのリボンカチューシャに、ショコラのお靴とお鞄。
ソックスは、白いレース付ハイソックスか、黒と白のボーダー柄オーバーニー。
あまりヒールが高いとアリスのイメージから離れるので、ローヒールがいいですね。
お靴とお鞄は黒もありです。黒と白のボーダー柄ソックスなら、ショコラより黒のお靴が合うでしょう。

生成りのエプロン・タブリエを重ねるか、サックスのワンピースに生成りのジャンパースカートを重ねると、よりアリスっぽくなります。

アリス以外のコーデとしては、頭物を白または生成りにすると、全体的にふわっとした、より軽やかな印象になります。
甘ロリなら、同じサックスのヘッドドレスもいいでしょう。
クラロリなら、ネイビーを差し色にすると全体が引き締まり、大人びた印象にもなります。

ピンク・赤系は避けたほうがいいです。

クラロリのピンク系

Victorian maidenのローズ・ローズプードル・カメオローズ系がメインの場合。
(公式サイトで実際の画像を見てもらったほうがニュアンスの違いがわかります)

頭物は同じローズ系を合わせるのも可愛いです。
別のお色を使いたいなら、シナモン・ボルドー・生成り・オフホワイト・ブラウンあたりが相性がいいです。
頭物・お靴・お鞄をシナモンでそろえたら、カントリーな雰囲気に仕上がります。
ボルドーを差し色にすると、可愛らしいながらも引き締まった印象。
生成りやオフホワイトは万能ですが、可愛くなり過ぎるのが嫌なら、ブラウンがおすすめ。落ち着いた感じにまとまります。
黒や青・緑系は避けたほうがいいです。

Victorian maidenのペールピンク・ピーチなど、淡いピンク系がメインの場合。
生成りやシナモンより、オフホワイトを合わせるのがおすすめです。
ピンクがパステルカラーなので、生成りやシナモンだと、物によってはくすんで見えてしまう可能性があります。
タイツも白系か、淡いピンクの花柄。メインのピンクより濃いお色は合わせないほうがいいかと。
ベージュのパンプスに、同じペールピンク系のお鞄。白いパラソルなどがおすすめです。
黒・青系はなしです。
淡いペールミントだと、物によってはコーデできる場合があります。

甘ロリのピンク

BABYやアンプリなど、甘ロリのピンクには、同じピンクか白が絶対いいです。
王道ですが、そもそも甘ロリのピンク自体が王道なので、明確なコンセプトなしに外しにいくのは避けたほうがいいでしょう。
オフホワイトのブラウスにピンクのジャンスカ、ピンクのヘッドドレス、白いレース付ハイソックスにピンクのリボン付ローヒールシューズ、ピンクか白のお鞄もしくはぬいぐるみリュック。
日傘も白かピンク!
こってり甘くまとめましょう。

黒・青・緑系は避けたほうがいいです。

白(オフホワイト)・生成り

オフホワイトや生成りは万能色なんですが、メインのお色に持ってくると、別のお色を入れるのが難しく、悩むことが多いようです。
難しいからといって、全身生成りはおすすめできません。

ピンクやサックス、ラベンダー、ミント系のパステルカラーはコーデしやすいお色です。
襟元にミントのクリップを入れて、お鞄もミント系にしてしまうとか。
ピンクの頭物とお靴・お鞄にするとか。
ポイントは、足元とお鞄だけに色味を入れるとバランスがおかしくなりやすいという点です。唐突な印象になります。
なので、ウエストリボンを差し色に替えたり、差し色のネックレスをつけたりしてバランスをとりましょう。

お花のコサージュがついた頭物(カチューシャやクリップなど)は、多色使いでも不自然じゃないので、取り入れてみるのもいいですね。

もちろん、黒でまとめてしまうのもありです。
ただ、白と黒のみのモノトーンコーデは意外と人を選びます。
お洋服のバランスだけでなく、自分との相性も判断しましょう。

【スポンサーリンク】



ラベンダー、ミント

甘ロリで多いお色ですが、メインのワンピース・ジャンスカがラベンダー系、ミント系なら、白か生成りが合わせやすいです。
頭物やお靴はメインと同じ色味にして、ソックスやお鞄・ブラウスに白・生成りを入れていく感じ。

差し色は濃い色を選ぶとまとまりやすいんですが、この二色は例外的なんですよね…。
ラベンダーに紫、ミントに緑を合わせるのは、無しじゃないんですが、ちょっと難易度が高い気がします。

ラベンダーは赤と青、ミントは青と黄が混ざっています。
割合が高いほうのお色が、比較的合わせやすいです。

赤系

ギンガムチェックを含め、明るい赤が展開されるのはほぼ甘ロリのみです。
わたしなら白とブラウンで王道にまとめます。
ブラウスとソックスを白、頭物は赤で、お靴とお鞄をブラウン。

赤と白のみももちろんいいいです。

黒はバランスを考えて。
青系は喧嘩するので避けたほうがいいです。緑を持ってくるとクリスマス。わざとならアリですが。

ボルドー系

赤よりも深い落ち着いたボルドー系は、クラロリとゴスロリに多いです。
シュールージュ・ボルドー・ワインがメインなら、頭物は同じボルドーにしたいですね。
ただ、色味が違うボルドーにするぐらいなら、別のお色にかえます。
生成り・シナモン・ブラウンなど、比較的コーデの幅が広いです。
お鞄はブラウンかな。
編み上げブーツもすてきです。

頭物だけ黒を持ってくるとバランスが崩れます。
黒を入れるなら、多めにしたほうがいいでしょう。
黒いワンピースにボルドーのジャンスカを重ねたり、黒いタイツにしたり。編み上げのブーツならボルドーを持ってくるのもありです。

青・緑系は避けましょう。

ブルー、ネイビー

青やネイビーがメインなら、黒を持ってくると大人っぽくていいですね。
色味の違うブルーをあえて合わせるのもあり。
ネイビーがメインで白を入れるのは難しいです。ソックスがぎりぎり…できれば白地でも青系のプリントが欲しいところ。

赤系はやめたほうがいいです。

カーキグリーン

カーキはシナモン・生成り・黒と相性が良いです。
ガーゼ素材のカーキとシナモンの組み合わせなんてすてきですね。
オフホワイトとのコーデは難易度が上がります。

赤系はクリスマスに…

黒がメインなら、差し色は白・ネイビー・ボルドーがいいですね。
色合いによっては紫系もありです。
ネイビーにするとちょっと冷たい大人びた感じ、ボルドーにすると女性っぽさを少し加えられます。

ピンクやサックスなど、パステルカラーは無しとは断言しないまでも非常に難しいです。

ワンピース1枚から靴まで クラロリのコーデの基本
クラロリのコーデ応用と第二の必需品
クラロリの夏コーデ

【スポンサーリンク】



投稿者: 冬花

クラロリ愛好者

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA