つい先日まで、ロリィタ服を着るには暑すぎるのが悩みだったのに、もう12月並みの寒さ…今度は寒いのが大変ですね(´;ω;`)
ロリィタというのは特殊なファッションなので、普通のセーターやパーカーなど防寒に特化したアイテムがありません。(前開きの可愛いパーカーはブランドによってはあります)
なので、クラロリに限らず、ロリィタファッション全般に共通するお悩み!
今回は初心者さん向けに、ロリィタさんが実践している防寒対策をまとめました。
ロリィタファッションと合わせてコーデできないアイテム
頭のてっぺんから爪先までロリィタブランドで買いそろえる必要はありませんが、ロリィタ服と合わせるとおかしい、そもそもロリィタファッションにおいてコーデに取り入れないアイテムがあります。
残念なコーディネイトにならないよう、具体的な方法をみる前に、念のため確認しておきましょう。
・ダウンのジャケット・コート
暖かくて軽い、とても優れたアウターです。
世間一般では、老若男女を問わず、真冬はダウンのジャケット・コートを着ている人がほとんどです。
しかし、ロリィタファッションに合わせるものではありません。
※日本よりも寒い韓国のロリブラで、ロリィタらしいデザインのダウンのコートが発売されたことがあります。ロリィタファッションにどうしてもダウンを合わせるなら、そうした商品が良いでしょう。(19’9/26追記)
ダウンに比べると、防寒力は格段に落ちますが、ウールなどのレディースコートやケープを着ましょう。
↓ダウンではないコートやケープというのは、こういうものです。
・セーター、トレーナー
ニットのカーディガンならロリィタブランドでも普通に売っていますが、セーターは基本的に無しです。
同様に、トレーナーもNGなので気を付けましょう。
・レギンス
パッと見ではタイツかどうかわからないと思ってレギンスをはくのは絶対にやめましょう。
どんなに寒くてもロリィタファッションにはタイツをはいてください。
1.中に長袖のヒートテックなどを着る
それでは、具体的な防寒対策その1です。
ブラウスやワンピースなどの下に、ヒートテックなどの暖かい長袖を着込みます。
長袖のカットソーなども使えますよ。
お袖や襟元からインナーが出ていないか、特にシフォン素材のブラウスなど上から透けて見えていないか、絶対に確認しましょう。
ヒートテックは下着なので、見えていると非常に恥ずかしいです。
カットソーやシャツでも、中に着込んでいる場合は見せたくないですよね。
もう一つ注意したいのが、暖房の効き過ぎで暑いことがあっても、中に着ている場合は脱げないという点です。
2.カーディガンやボレロを着る
当たり前なんですが、意外とワンピース1枚にコートという人も多いので書いておきます。
コートを着る前に、カーディガンやボレロを挟むとかなり違いますよ。
また、1の方法だと暑くても脱げませんが、カーディガンやボレロなどのアウターは着脱が簡単です。
暖房の効き過ぎが苦手な方は、中に着込むより外側に着るほうがおすすめです。
ものすごく寒がりな方は、1と2を併用しましょう。
3.タイツを重ね履きする
ロリィタブランドで発売されるタイツは、たいてい80デニールです。
80デニールというのは微妙なラインで、夏は暑いし冬は寒い。
パニエなどのアンダーウェアでスカートを広げるロリィタファッションは、風が入りやすく、足元がとても冷えます。
そこで、120デニールなどの分厚いタイツをはいた上に、本来はきたいタイツを重ね履きします。
寒さがぜんぜん違いますよ。
ただし、注意したいことがけっこうあります。
・上に重ねるほうのタイツが伸びてしまう可能性があります
・お靴が入らないことがあります
・お手洗いが大変です
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4.長めのドロワーズをはく
ロリィタファッションではドロワーズは必需品なので、あえて書くことでもないかもしれませんが…
ドロワーズをはいているか、はいていないかでは、体感温度がまったく違います!
防寒のために履くものではありませんが、結果論として冬にありがたいアイテムです。
もしもブルマのような短い丈のものしか持っていないなら、ぜひ膝下丈ぐらいの長めのドロワーズを試してみてください。
また、ドロワーズの裾にあるおリボンで、通常は調節ができるようになっています。
冬場は裾回りを絞って風が入らないようにしておくといいですね。
5.ケープやジャケットよりロングコート
ケープやジャケット、ハーフコートは、中に着るお洋服を選ばないという、着回し力の高さが魅力です。
パニエでボリュームを出しても、アウターに響かないですし。
ですが、やはりロングコートのほうが断然、暖かいです。
ファー素材のケープなんて、見た目はとても暖かそうだけど、内側にファーがついているわけじゃないので本人はそこまで暖かくないですよね。
ロングコートのデメリットとしては、
・中に可愛いお洋服をコーデしていても見えない
・スカートのボリューム最大部分にあわせてコートが広がるので着太りしやすい
などがありますが、防寒に焦点を合わせるならロングコート!
着太りについては、縫い付けやブローチでない、自分で結ぶタイプのウエストリボンがあるコートや、背中が編み上げ仕様のコートを選ぶと改善されます。
6.マフラーと手袋
基本ですが、最初はロリィタファッションに合うマフラーや手袋がなかったりするので…。
もちろんロリィタブランドで買うのも良いですが、お洋服に合っていれば一般のレディースブランドでも大丈夫ですよ!
可愛くてお手頃なお値段のものでとりあえず合わせて、いずれロリィタブランドで買うのも良いと思います。
まとめ
機能性と実用性を求めるのはナンセンスなロリィタファッションとはいえ、風邪を引いたりしては元も子もないので、ロリィタとして成立させつつ暖かくしてお出かけしましょう。
一つひとつは地味で地道な努力ですが、ぜんぶ実践すればだいぶ違うはずです。
なお、貼るカイロを使う際は、外から見えないように、アウターに響かないように、うっかり落とさないように、気を付けましょう。
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