ロリィタファッション夏のコーディネイトと注意点

ロリィタファッションでは露出をしないのが基本なので、夏場はとにかく暑いです。
しかし、暑いからといってこれをやってしまうと痛ロリ、という場合があるので気を付けたいですね。
今回は初心者さん向けに、場にやってしまいがちなコーディネイト上のミスや、持ち歩きたいアイテムなどをまとめました。
・インナーは必須
・ノースリーブはNG
・サンダルは真夏のみ
・パニエなどアンダーウェアの調節

夏場に活躍するアイテム
・冷房対策のカーディガン
・日焼けと夕立対策に晴雨兼用傘
・お袖留め

インナーは必須

十代の若い方に多いのですが、ロリィタファッションに限らず、ブラジャーの上に直接ブラウスやワンピースを着るのはよくありません。
春夏ものは薄手なので下着が透けるのは恥ずかしいです。
透けていないとしても、お洋服に汗や皮脂が直接ついてしまうのを避けるため、キャミソールなどのインナーを着てからブラウス・ワンピースを着ましょう。


非常に暑がりだったり、汗っかきだったりして、着るものを一枚でも減らしたいという方でも、インナーの省略はおすすめできません。
そういう方こそ、汗をよく吸収し、乾きやすいインナーを身に着けているほうが、むしろ快適に過ごせます。

ノースリーブはNG

近頃では、ロリィタブランドの広告写真においてノースリーブやオフショルダーが散見されるので、絶対とはいえませんが…
やはり、露出をできるだけ避けるのがロリィタファッションの基本です。
若い方にとって、夏場のノースリーブ・ミニスカート・ショートパンツ・素足にサンダルは当たり前で抵抗もないと思いますが、ロリィタ服を着る際には意識して注意してください。

甘ロリ・クラロリ・ゴスロリどのジャンルでも、ノースリーブで着るものではありません。
ジャンパースカートは直接着ないで、下に半袖のブラウスを着ましょう。
お袖が短かったり、レース素材であったりして、ジャンスカなのか半袖ワンピースなのか迷うようなお洋服の場合も、中にブラウスを着ておくのが無難です。


ノースリーブでなければ良いので、上にカーディガンなどを羽織って脱がないのであれば、ブラウスなしでジャンパースカートを着ても大丈夫です。
ただ、コーディネイトをする上でいずれブラウスは半袖・長袖ともに持っておいたほうが便利です。

暑がりでブラウス+ジャンスカの重ね着がつらい方は、シフォン素材の通気性の良いブラウスがおすすめです。
綿100%の五分丈ブラウスに比べて、体感温度はかなり涼しいです(経験談)。

サンダルは真夏のみ

露出を避けるロリィタさんは、真夏でもオーバーニーソックスを履いたりしますが、素足にサンダルがNGというわけではありません。
ただし、真夏に限ります。具体的には7月8月、暑くても6月・9月は避けたほうが無難です。


また、ロリィタファッションにおいてサンダルは合わせられるお洋服をかなり選びます。
しっかりした生地をたっぷり重ねてつくられているワンピースに、足元だけサンダルにするとバランスが悪くなることがあります。
合う合わないはお洋服によるので一概にはいえませんが、迷う場合はクルー丈ソックスにストラップシューズにするといいでしょう。


暑さが平気であれば、ハイソックスやオーバーニーを真夏に履くのはOKですし、コーデもしやすいです。

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パニエなどアンダーウェアの調節

特に甘ロリさんは、パニエを3枚ほど重ねるのは珍しくありません。
重ねる枚数が多くなるほど暑くなるので、3枚のところをボリュームのある1枚に減らす、クラロリさんならパニエ・アンダースカート自体を省略するなどの方法があります。
後者の場合、パニエなしでも違和感のないシルエット・つくりのお洋服であることが前提です。

ドロワーズも地味にかなり暑いアイテムですが、盗撮防止のためにも省略はあまりおすすめできません。
どうしてもドロワーズなしにするときは、パニエやアンダースカートもなしで違和感のないお洋服を選びましょう。
また、丈感の短いブルマを選ぶと少しは違います。

夏場に活躍するアイテム

ここまでは、ロリィタファッションの着方と暑さとの折り合いのつけ方についてでした。
ここからは、持ち歩くと便利なプラスアイテムについてです。

冷房対策のカーディガン

冷えは女性の大敵です。
6月は朝晩が冷え込む日がありますし、7月からの本格的な夏には冷房が効きすぎていることがあります。
長袖のカーディガンやボレロを一枚、常に持っておくと調節ができます。
特に映画や観劇など、冷房の効く場所で長時間じっとしていることが予想できる場合は、あらかじめ鞄に入れておきましょう。

日焼け・夕立対策の晴雨兼用傘

ロリィタさんにとって日焼けは大敵です。
天気予報にない急な局地的豪雨も増える季節です。
その両方に対応できる晴雨兼用傘は、持っておいたほうがいいというより、マストアイテムです。


ロリィタブランドで売られているお傘は晴雨兼用が多いですが、絶対ではないので、遮光率と撥水加工は確認してから買いましょう。
必ずしもブランドで買わなければいけないことはありませんが、ロリィタファッションに合うお傘をひとつは持っておかないと、かなり不便です。
鞄の中に入れられる、折り畳み傘もあるとより便利です。

お袖留め

クラロリやゴスロリでは必須ではありませんが、半袖の季節は腕から手にかけて肌の面積が増えるので、寂しくなる手首の飾りとして、お袖留めも活躍します。
元々は食事などの際に姫袖をまとめるためのアイテムですが、今は実用品としてより飾りとして使われるほうが多いです。
レースの手袋もいいですが、手を洗う際にいちいち着脱するのが大変なので、お袖留めのほうが使いやすいですね。

まとめ

ボンネットに、しっかりした生地のお洋服、パニエにドロワーズに80デニールのオーバーニー。
ロリィタファッションらしいコーディネイトをすると、真夏は死ぬほど暑いです。
比喩ではなく、熱中症などになると大変なので、露出し過ぎない範囲で調節しましょう。
ヘッドドレスも暑いので、真夏はクリップやバレッタを使うとぜんぜん違いますよ。
夏の間も可愛いお洋服で楽しくお出かけできるように、ぜひ工夫してみてください。

ロリィタファッション用語集
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【具体例】安いクラロリ・ロリィタファッションブランドまとめ
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投稿者: 冬花

クラロリ愛好者

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